『間違えて笑われることなんて一大事だったとき』の話
高校の頃、何の科目の授業かは忘れたけど、
「一つテーマを決めてそれについて発表をする」というのがあった。
テーマは何でもいいというわけではなく、
「社会」的な内容でないといけなかったと思う。
必ず1人1回は当たるので、発表が回ってくることは確実で、
その順番が回ってくるのが、嫌で嫌で仕方がなかった。
一回の授業で発表する人は、たしか1人か2人だったので、
回ってくるまでには時間がかかったけど、
それはそれで、そのことを考えないといけない時間が長くなって、
余計に嫌な気分になってたように思う。
もともと人前での発表とかは、出来ればしたくないタイプだった。
だから、「特に興味もない分野で発表しなくてはいけない」なんて、
ストレス以外の何物でもなく、
しかもその頃はPCも持っていなかったので、
今みたいに調べることが容易ではなくて、ホントに全てが苦痛だった。
何について調べたのかとか、すっかり忘れたけど、
(嫌なことはサッサと忘れるタイプ ↑ )
思っていた以上にあっさり終わって、
終わった時の「ものすごくスッキリした気持ち」だけは覚えている。
その経験が、その後何かに役立ったかどうかはわからない。
もしかしたら、こういうシーン ↓ で役立ってたのかもしれないけど・・・
人前で発表したりするのが得意な人と、そうでない人がいると思う。
私の場合は、小学生の時からすでに、
積極的に手を上げて発表するというのが苦手だった。
「間違えたらどうしよう?」という思いから、全然手を上げられなかった。
今なら、「間違えてても別にいいやん」と思うけど、
あの頃はそうは思えなくて、間違えて笑われることなんて一大事。
あと、テストの時とか、間違えた答えの中から、
面白解答例として、発表する先生がいた。
先生としては何気ない気持ちで、面白さの共有だったとは思うものの、
発表された方は、心の傷になったりする。
どんな間違いをしたかは覚えてないし、他の子の間違いとかも覚えてないけど、
発表されて、ものすごく恥ずかしかったことだけは覚えている。
感受性が豊かなときなので、デリケートだったんだろう。
今の時代だと、そういうのもSNSとかで拡散されたりするんかな?
そう考えると、ちょっと怖い気がする。
大変そう・・・(汗)
色々進歩してない時代で逆によかった、とつくづく思う。
ほんまそれ!・・・・・