小学生の頃、給食があまり得意じゃなかった。
苦手なものも食べないといけなかったり、飲み物が常に牛乳だったり。
栄養のバランスを考えてのことだとは思うけど、
小学生の私にはそんなことよりも、味とか食べ合わせの方が大事だったし。
特によく覚えているのはトマト。
今はトマトは大好きだけど、小学生のころは嫌いで、
あの酸味と、あの種のドロッとしたのとかが苦手だった。
にもかかわらず、私の学校では、丸ごと1個のトマトが出た。
まるで、「今日のデザートはみかん1個です」というのと同じ感じで、
トマト丸ごと1個が添えられていた。
それも青みがかったトマト。
今でもトマトを丸ごとかぶりつく習慣はないけど、
当時はもっとそんな習慣はない。だって嫌いだったし。
そんな私にとって、それは罰ゲームのようで、
当然残したらいけなかったので、
半分泣きそうになりながら食べたのを覚えている。
あと、調理実習のあとの給食も嫌だった。
調理実習で美味しいご飯をしっかり食べた後でも、
いつも通りの給食があって、またそれを食べなくてはいけない。
そんな日に限って、苦手なおかずだったりする。またもや罰ゲーム。
思い返してみると、
給食で苦手だったおかずならどんどん出てくるけど、
好きだったおかずは全く思い出せない。あったのかすら不明。
今食べたら美味しく食べられるのかもしれないけど、
あの頃は全然美味しいと思えなかった。
ただ、私の学校には、給食センターが校内にあったので、
毎日温かいおかずだった。
今は冷たくて美味しくないとかいうのを聞くけど、
そういう意味では恵まれていたと思う。
もう一度、あの時の給食を食べてみたい気もする。
まぁ、無理やけども・・・(笑)
ほんまそれ・・・・・