『ブラックな会社?』の話
アパレル会社にいた頃、突然消える人が多かった。
突然消えるというのは、突然出社しなくなるということ。
連絡もなく無断欠勤・・・そしてそのまま退職する。
それは、入社したての新人さんではなく、
どちらかと言えばベテランに多かったと思う。
なので余計に、あの人がなんで?となった。
あと、精神的に病んで休みがちになる人とかもいたりした。
そういうのを見ていたので、
ここにいるから感覚がマヒしてわからないだけで、
きっとブラックな会社なんだろうと思っていた。
人数が全然足りてない店舗にポンと放り込まれて、
「お前が一人でなんとかしろ」的な事を言われたりもして、
「あ~絶対ブラックだ~!!!」なんて思った。
でも辞めた後、冷静に振り返ってみると、
支社が随時アルバイトを採用しては送り込んでくれていたし、
残業は多かったけど、
この前問題になっていた会社の残業時間に比べれば、全然許容範囲。
しかもちゃんと残業代も出てたし、サービス残業なんてなかった。
ただ、あくまでもこれは私がそうだっただけで、
役職が上がると、違ってたのかもしれないけども・・・
(実際に、突然いなくなる人が、わりといたわけだし・・・)
まぁ結局、私はいつも、粗探しばかりしてたんだと思う。
そうじゃなくて、いいところを探すようにすればよかった。
そうすればもっと楽しめたんだろうなぁ、と今さらながら思ったりする。
結果的に私の場合は、環境はそれほど悪くなかったわけだけども、
とは言え、もし悪かったとしても、
「辞める」という言葉ってすごく言い出しにくい。
いつ言おうかと思いながら、
ずるずる我慢してしまうこともよくある。
そして、どんな環境下であっても、そういうもんだと思い込んで、
心が悲鳴をあげていても、我慢し続ける。
ただ、そのまま我慢し続けてしまうと、
今度は心のコントロールがきかなくなってしまう。
「自分は大丈夫」と過信せずに、
コントロールがきかなくなる前に、自分を救ってあげないといけないと思う。
自分のことを守れるのは、自分しかいないので。
ほんまそれ・・・
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いつもありがとうございます。
4月だからか、ふとアパレル時代のアレコレを思い出してしまいました。
真面目な人ほど我慢を重ねていく気がします。
自分の心の声を聞いてあげることって大切だなと思います。
私はわりと聞いてあげてます。
食べ物に関する希望が多いです。(笑)