『言ってないくせに守ってもらいたいという矛盾』の話
なんとなく自分の中で決まっている「ルール」というのがある。
洗濯の時のルールとか、料理する時のルールとか・・・
と言っても、そのルールを誰に言うわけでもないので、
ホントに自分の中だけのこと。
一人で暮らしているなら、それでも問題はないだろうけど、
そうじゃないので、
家族の誰かがそのルールに反したやり方をしている時に、
気になって仕方がない。
ルールは勝手に自分で決めているモノなので、
ルール通りにやってくれる方が珍しいにもかかわらず、
どうしても気になってしまう。
じゃあ、そのルールを言っておけばいいだろってもんなのだけど、
それはそれで、言って守ってもらうほどでもないかなと思ったり・・・
なんにせよ、わがままでやっかいだと自分でも思う。
で、結局どうするかというと、全部自分でやる方を選ぶ。
これは家の中に関わらず、
仕事とかそういうことも含めて、どんなことでもそうで、
あまり人に任せられない面倒くさいタイプ。
何かの本で読んだけど、
仕事の出来る人って、どんどん周りに仕事を上手く振れる人らしい。
わかってはいるけど、つい一人で抱えて苦しむことになる。
逆の立場で考えると、上司にある程度仕事を任された方が、
信頼されてる気がして嬉しかったのに、自分はそれができなかった。
ほんまに仕事の出来んやつやわ(泣)・・・(←自分で自分に)
・・・そう言えば、ウチの父のわけのわからないルールが一つ。
『カレーを温め直す時、思いっきり強火にして、絶対混ぜない』
というルール。
「焦げるから混ぜてよ」と言っても、「混ぜたらあかんねん!」と言う。
そして焦げる。鍋にベッタリ焦げ付く。せっかくのカレーが焦げ臭い味になる。
なので、父が温めなおそうと動き出す前に、
極力、母か私でサッと火を入れるようにしている。
いつどこでそんなルールになったのかは不明。
なんでやね~ん!(笑)
・・・ほんまそれ!