『立場が変わったら目線が変わる』の話
「ちょっとっ!さっきから言ってるやんっ!早くしてっ!」
アパレルショップにいた頃、
アルバイトの子のなかには、いくら教えても仕事を覚えてくれず、
もたもただらだらして、失敗ばかりの子が、何人かに一人は絶対いた。
言い過ぎるのはよくないと思いつつ、
こっちも人間なので、ついイラッと感情的になってしまうことがある。
それも店頭で・・・
「〇〇さんっ!何回言ったらわかるんっ!いいかげん覚えて!」
あまりにも目に余るので言わずにはいられない。
小声で言ってはいるものの、態度には出ている。
そんなスタッフとして店頭に立つ立場からすっかり離れた今、
「ちょっとっ!さっきから言ってるやんっ!早くしてっ!」
スーパーで、あるスタッフが別のスタッフに怒っているのを見たとき、
「あの店員さん厳しそうな人やな。
あんな風に店先で怒らんでもいいのに。あの人かわいそうに・・・」
なんて思っている自分がいた。
↑あれ?怒ってる方の気持ちがわかるんちゃうの?
違った。
客の立場になると、怒られてる方の味方だった。
そして、怒ってる店員さんが悪者に見える。
「過去の私、いくら目に余っても店頭でイラッとしたらあかんで!
お客さん見てるで!気ぃつけや!」
今さらな話やけども・・・
ほんまそれ!
↓こっちは「わんこの話」
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